忍者ブログ

misakitty station オフィシャルブログ

駅名標の旅ブログ及びホームページのタイトル・記事・写真等全てについて、商用のいかんを問わず無断で使用することを禁止します。 著作権所有者 misakitty
NEW ENTRY
02 2024/03 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 3031 04

03/19/11:27  [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

02/18/14:11  岩泉線旅日記9~岩泉駅~

iwaizumi

 昭和47年に開業した岩泉線の終着駅です。この先小本まで延びるはずでしたが、結局、延伸されることはなく、ここが終点となってしまいました。
 駅舎は、1日3本の列車しか運行していないことが信じられないほど立派で、観光施設も併設されているようでした。委託ながら有人駅となっていますが、鉄道より、県庁所在地の盛岡市に直結するJRバスの駅としての役割のほうがメインとなっているため有人駅なのかもしれません。
 構内は島式ホームがありますが、線路は1本だけの棒線駅です。当日はとても風が強くて、構内撮影も手短に終え、折り返しの列車に引きこもってしまいました。
 岩泉線の旅は、これで終わりです。帰りの列車に乗り遅れると半日ほど列車がありませんので、お越しの際はご注意です。

拍手[0回]

PR

02/11/20:08  岩泉線旅日記8~二升石駅~

nishoishi

 浅内駅から終点の岩泉駅にかけては、昭和47年に延伸開業した区間です。岩泉線は、その先伸びることはなく、この区間の開業が最後の延伸区間となりました。
 この二升石駅は岩泉線の途中駅の中では、最も新しい駅ということになりますね。
 駅舎はなく、築堤上に張り出すように写真のようなホーム待合室があるだけの駅となっています。もちろん1面1線の棒線駅です。常識的に考えると、起点の茂市駅から次第に山中に分け入って人里離れた場所に行き着きそうですが、岩泉線の場合は、どちらかというと、終点の岩泉駅に近づくに連れて人家が多くなってくるように思います。そんなこともあって、この先岩泉までは、なんとかかいぎょうさせたのかもしれないですね。

 

 

拍手[0回]

01/24/00:30  岩泉線旅日記7~浅内駅~

asanai

 浅内駅は、岩泉線の途中駅の中では、最も構内が広い駅ですが、現在は交換設備も撤去されて1面1線の棒線駅になっています。
 しかし、かつての賑わった頃の面影は現在でも消えていません。例えば写真の給水塔。車内からの撮影で写りは悪いですが、ちゃんと現在も引込線とともに残っています。
 駅舎も木造駅舎が現存しています。
 この駅は、昭和32年に開業してから、岩泉線が岩泉まで開業した昭和47年まで終着駅だった駅ですから、終着駅としての機能を今でも残しているのでしょう。

拍手[0回]

01/15/22:57  岩泉線旅日記6~岩手大川駅~

iwateokawa

 押角駅から岩手大川駅までは、区間距離が約10キロあります。岩泉線のなかで最長の区間距離で、岩泉線のハイライトとも言える急峻な山越えと長いトンネルのある山岳区間です。
 岩泉線が小本線と呼ばれてまだ岩泉まで開業していないころ、押角駅から長いトンネルを抜けたところに宇津野駅といいう駅がありました。押角駅を含め、ほとんど無人の区間を走るこの区間に駅があったことは信じられませんが、現在でも、国道沿いにわずかの集落がのこっているようです。
 走行中の車内の中から、宇津野駅の痕跡を探そうと目を凝らして観察していましたが、結局往復とも見つけることはできませんでした。
 その後、ふたたび長いトンネルを抜けるとレールは大きく右にカーブし、鉄橋を渡ると岩手大川駅に到着します。久々に見る人の気配を感じる集落が眼前に広がると何かほっとしました。

拍手[0回]

01/07/08:58  岩泉線旅日記5~押角駅~

oshikado

 押角駅は岩泉線の駅の中で最も秘境ムードに溢れた駅です。構内は1面1線の棒線駅なのですが、かつてはスイッチバック駅となっていて、木材の積み出しなど貨物取り扱いもしていたとのことです。
 駅の周辺は落葉樹の雑木林と沢が流れているだけで、ほとんど民家らしいものは見あたりません。こんなところに駅の存在価値があるのだろうかと思いますが、駅の価値はともかく、このあたりの交通事情が岩泉線が現在まで生き残っている原因の一つとなっています。
 岩泉線と併走する道路は、押角駅の付近までは、改良されているものの、ここから先の改良工事が未了のため、交通手段の確保のために岩泉線が存続しているからです。
 道路の改良が進めば岩泉線が廃止される可能性は極めて高いのが常識的な判断ではないかと思われます。
 同じような例でJR西日本の木次線出雲横田~備後落合間があります。こちらのほうは、盲腸線ではないこと、国道314号線がループ橋を建設するなどして整備が完了したものの、そのループ橋を木次線の車窓からトロッコ列車で見学するという、道路整備の完了を逆手にとった乗客誘致の努力をしたことから、現在のところ廃止を免れているようです。
 岩泉線も、道路整備後も乗客誘致の方策があるのか、そこのところは未知数ですが、赤字の一部を補填することとなるであろう地方自治体の財政はどこでも厳しいこと、JRの利益重視の会社経営(上場企業としては当然のことですが)からすると、相当の努力が必要と思います。

 写真の駅名標は、かなり錆びた国鉄型で秘境駅らしい郷愁がありますが、現在は新しいJRタイプに取り替えられているようです。

拍手[0回]